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説明としての「人材」と「人財」

企業における「人材育成」について、よく「人材」と「人財」という二つの異なる漢字に分けて定義した説明を目にすることがあります。

まるで言葉遊びのようですが、これらをよく目にする理由はおそらく、それぞれを定義することで違いがわかりやすくなり、その会社がどのような人物を求めているのか説明しやすくなるからなのだろうと思います。

たしかに私も求める人物像を分かりやすく伝えるために、『人材』を「与えられた役割を正しく理解し、求められている通りの成果を出している人」、『人財』は「経営理念やビジョンに共感/共鳴し、同じゴールを目指して常に自ら考え、行動/自走し、学び、成長している人」と定義し、その上で「人財を増やしていきたい」という話をすることはあります。

そしてこうして考えてみれば、『人財』が増えた方が会社にとっていいのはわかりますが、『人材』もまた同じぐらい大切で必要だということもわかります。

一方で、“働く全員を「会社の財産(人財)」として広く平等に考えるべきだ”という考えについても、もちろんそれもまたその通りであると考えています。人材もまた人財なのです。

しかし実際のところは、常に全員が『人財』で定義しているような状態を実現できているかといえばそんなに単純でも簡単なことでもありません。役割や、出すべき成果を誤解してしまう人もいれば、理念やビジョンからズレてしまう人もいますし、常に全員が自ら動けているかというと、そうとも限りません。

もしかしたら彼らが力を発揮するのに十分な環境提供ができていないという経営側の課題もあるかもしれません。

考え合い、学び合い、成長し合える仲間であること

そこにきて、『あなたは我が社の輝ける人財です』などと容易く表現する企業も常に一定あり、最近は『人財』という言葉に対して「やりがいだけで働かせるブラック企業が都合よく使う言葉」という歪んだイメージが広がってしまっているようにも感じます。

こうした最近の流れや、私が経営者人生16年でお会いしてきたたくさんの方々とのありがたい出会いや多くの対話、様々な経験を振り返ると、『「人材」か「人財」か』だけの限定的な考えや視点で人の育成や成長を語ることについて限界を覚え、ナンセンスだと感じることが増えてきました。

『「人材」か「人財」か』よりも、先ずは純粋に「協力し合える『仲間』かどうか」の方がよっぽど大事なことなのではないかと思うようになったのです。

その仲間たちが、互いに考え合い、学び合い、成長し合い、それによって自然と経営理念を実現している場。これこそが会社の本来あるべき姿であり、働き方であり、存在意義の本分なのだろうと思います。

そしてそれらを実現可能な環境を提供することこそが、経営者の最も重要な役割であり仕事なのだと思います。

こうした考え方のもと、鎌倉紅谷はこれからも「一緒に働く仲間たち」を探し続けます。そしていつまでも、「考え合える、学び合える、成長し合える仲間が集まったお菓子屋」でありたいと考えています。

昨今はIT革命や技術革新によって多くの仕事がAIや機械に置き換え可能になっています。その一方で、人手不足の深刻化も進み、人にしかできない仕事はこれから益々大きな価値を持つようになってきています。

このような時代だからこそ、互いに協力し合ったり、成果を喜び合える仲間と仕事ができるということはとても幸せなことであり、まさに大きな価値のあることです。

仲間と協力し合うことによって、チームワークを発揮させ、最善かつ最適な選択や行動を自ら取ることができるようになり、勇気や励みを持って様々な困難な挑戦を乗り越えることもできるようになるはずです。

以下では実際に働く仲間たちの声を掲載します。ここまで述べさせていただいたことを踏まえ、参考にして頂けましたら幸いです。

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