中途で鎌倉紅谷に入社し、Kurumicco Factoryの立ち上げに携わった後、現在はチームリーダーを務めるMさんに話を聞きました。
前職は飲食業界に携わっており、2019年8月に鎌倉紅谷へ入社しました。
幸浦工場で数か月勤務後、同年に開業予定だったKurumicco Factoryの立ち上げに立候補し、3年ほど勤務した後、幸浦工場へ異動。
現在は再びKurumicco Factoryへ配属となり、商品の不良率を改善するチームのリーダーを務めています。
出社後、上長と前日および当日の連絡事項について共有した後、製造室に入ります。
その日によって、また午前と午後で「生地のし」「キャラメルづくり」…など担当作業が異なるので、その日・時間帯に決められた配置場所に入ります。
製造工程の中では、「キャラメルづくり」が一番好きな作業です。キャラメルの焦がし具合が風味を左右するので、お砂糖の焦がし具合や、生クリームなどを入れるタイミング、ちょうど良い硬さにするための混ぜ具合などが難しくもあり、面白くもあると感じています。
製造作業終了後は、翌日のメンバーの作業配置決めや共有事項をまとめたり、必要書類に目を通したりといった事務作業を行います。現在は教育に力を入れている時期なので、その日の人数やメンバーの状況を見ながら、研修中の方1名に対して教育担当を1名配置するなど調整をしています。
また、配置場所に関しても業務が偏らないように、また同じ作業が続くことで身体への負担にならないようにといった工夫をしています。
以前から「クルミッ子」のことは知っており、初めて食べた時には「なんだこのお菓子は!」とおいしさに感動しました。
ちょうど転職を考え仕事を探していた時に、企業説明会兼面接会に来ていた鎌倉紅谷と出会い「あのおいしいお菓子のお店だ!」と興味を持ち、話を聞きに行きました。
お菓子づくりに携わるのは初めてでしたが、道具を使った作業が好きだったこともあり、自分も「クルミッ子」をつくってみたいと思い、入社を決めました。
挨拶や声がけなどを積極的に行っています。また、その日の気分や状態に左右されずに、元気に仕事をすることを心掛けています。
朝から気持ちよく挨拶し仕事に取り組むことができないと、一緒に働いている仲間たちも気分良く仕事ができないと考えています。嫌な気持ちでお菓子をつくることがないように、一緒に働いていて気持ちが良い人であることを大切にしています。
また、自分が初めて「クルミッ子」を食べた時の感動や衝撃をお客様にも味わっていただきたいという想いがあるので、どの工程に携わっているときも「おいしくなあれ」の気持ちを込めて作業しています。
昨日や昨年できなかったことができるようになった時、また決めた目標を達成でき、自分の成長を実感できることが嬉しいです。
また、毎日課題に対して向き合い、何より自分が感動したお菓子に向き合って仕事ができることがやりがいに繋がっています。
自分にできることをやっていって、それが違う時には教えてくれる仲間がいますし、やっていることが正しければきちんと評価してもらえます。
初めはわからないことばかりでしたが、だんだん自分が積み重ねてきたことがわかるようになっていくので、日々やってきたことは間違っていなかった、と実感しながら働けています。
会社が目指す姿として、経営理念や社訓、経営ビジョンがしっかりと発信されているので、それに共感した人が働いており、「人の和」や「挨拶」を大事にしているところが魅力です。
ギスギスした空気はなく、協力し合える仲間とともに、意見を出し合いながら仕事に取り組んでいます。
何か問題が発生した時も、お客様の立場に立って考え、会社の理念やビジョンに沿っているかどうかを判断基準とし、仲間とともに対応していくことができる環境です。
昔から考古学や歴史を感じるものなど、時間的なスケールが大きいものを見るのが好きなので、最近は博物館や美術館に足を運んでいます。また買い物に出かけたりしてリフレッシュしています。
自分自身、前職と現職の間に少し期間があり、不安もある中での転職活動でしたが、違う職種や業界でも、やってみなければわからないことがたくさんあると実感しています。
少しでも「受けてみようかな」と興味を持ったら、その気持ちを信じて、まずは一歩踏み出してみるのも選択肢の一つだと思います。